HelloUnderWorld

誰の幸せになるわけでもない愚痴を海に吐き捨てたい

横でくつろぐ死神

 

意識が戻った時、死刑台の前に立っていた。

何故ここにいるかもわからず、猶予もなかった。急かす様に首に縄をかけ床が無くなる。

しかし、全く苦しく無い。気づけば、自らの腕力で閉まらない様に耐えていた。

ハッとした時夢だと分かった。昨日の出来事の後だ。死神がちょっかいかけてきたんだろう。

そんなに死にたいのか私は?

無題

 

欲のない毎日が続いている。明後日を見ようとする意欲がない。明日を見るので精一杯だからだ。

2日前に友人と遊びに行っていた。気分転換のつもりだった。

下駄箱にしまっていた靴がうっすらと埃をかぶっていた。最後に外へ出たのはいつだろう。

ヒグラシの鳴く中、頭上に陽がある事を忘れてしまう程に涼しい竹林の中を散歩していた。思い返せば笹の葉が風に揺られ聴こえる音が涼しげだ。ゲームばかりでこの楽しさをすっかり忘れていたようだ。昔を詠嘆する程楽しかった。昔を懐かしむような感覚だ。

お金に追われて、迫り来る将来。与えられた執行猶予。奪われた才能。否定されたもう一人の自分。

とてもとても難しい時代に生まれたものだと痛感すると同時に言い訳じみた解釈をする。あと何日自分を慰労して生きていけばいいのか。

自由を手にしたはずが、銃を手にしていた。込められた弾丸は一発だけ。まるで映画の主人公のようだ。

この一発で一矢報いる、一発報いるのか、自分に使うのか。結果は分からないが、今の私なら自分に使うだろう。

途方もない絶望

 

全ては蕁麻疹から始まった気がする。

明日が怖い。また、今日と左程変わらず何もできない日が来るのを絶望以外のなんと言おう。

影でひっそり生きることも許されない。お金に殺されてしまう。

お金は私から自由を奪った。選択肢を奪った。生きる権利を次に奪おうとしている。

私はもう、社会に殺されてしまった。

自分を何度も何度も、今日までの毎日幾万と忌み嫌った。

こんな人間がいていいのだろうかと自分に問う毎日が続いている。

とりあえず、死なない。これが今いちばん重要なことで、必死になって壊れないように掲げる目標だ。

人生が難しすぎる。答えなんてないからこそ何が正解か分からない。

コロナが流行る中家でじっとするのが正解なのか

コロナが流行ろうとも社会的に生きられるようにするのが正解なのか

誰も答えを知らないからこそ分からない。今日をどうやって生きればいいのか、明日をどう藻掻けばいいのか。

私は弱いから、心を書いている最中にも泣きそうになる。

 


やりたいことは何も思い浮かばない。

好きなことは・・・分からない。何が好きなんだろう。

好きなことすら分からなくなってしまった自分が怖くてしょうがない。

まるで自分が透明になって消えてしまいそうな気がして。

 


嫌だ。毎日毎日お金に追われるのが。喉元に鎌をかけられている気分だ。

不意に平衡感覚がなくなってその場に倒れそうになる。

ずっとそんな感覚だ。いつ倒れて起き上がれなくなるかわからない。

むしろ今まで何もないのに立ち上がれたのが奇跡だ。

 


ぶつけた手が痛い。ああ、まだ生きてるんだな。

痛みすら感じなくなった時が最後だろう。

号哭ともに暴れまわりたい気分だ。星は綺麗だ。なぜ私はあの様に輝けないのだろう

他人の才能が妬ましい。食いちぎりたいぐらいに。

 


そういえば、一番最初に日記を書いた時プラスの感情を記すようにしていたのだがさっぱり続いていない。

プラスの感情すらなくなってしまったのだろうか?

何をするにも面倒


このタイトルを書いてから瞑想をした。

確かに何をするにも面倒に感じることがある。

働くのも面倒。勉強するのも面倒。トイレに行くのすら面倒だと感じる時、瞬間がある。

それはきっと生きるの目が面倒だから起きる現象だ。

何故生きるのが面倒に感じるのか。それは、生き甲斐がないと感じているから。

生きる目的が分からないから。人生に意味を求めているからそう思うのだ。

しかし実際は人生に意味なんてない。

神様が「君はこれが生きる意味だ。」と言って人生を与えたなら、何故与えられた意味を探すところから始めなきゃいけないのだろう?

人生が終わった時に答え合わせ出来るとしたら、生きている間は何をしても、正解ではないだろうか?

何故なら終わらないと答えは分からないから。

終わってしまった時点でこの人生は二度と歩めない。

好きが心を抉る

 

小さい頃の夢は歌手だった。

ある時を境に人前で歌うのが怖くなった。

それと同時に私の歌が下手クソで、歌っていて嫌になってくる事も増えてきた。

その度に、大好きの反対言葉が心を抉る。

愛情の裏返しはとてつも無く痛かった。

「こんなにも好きなのに」

「度重なる苦痛も音楽で乗り越えられたのに」

救われた回数は数知れず。

その力を知っているからこそ、私に出来ない現実が刺さるように痛かった。

 


歌以外は大抵上手くいく。勉強も何も必要なかった。

リズム感も皆無、裏拍子が取れない。

音程も蛇腹、どの音がわからない。

 


綺麗な歌声で歌えたら。

全身に響くような歌が歌えたらどんなに…。

他のもなんていらなかった。それさえあればよかった。神様はなんて…。

 


私の歌声が刺さる。嫌だ。痛いんだ。

テコでも動かない釘を打ち込まれた気分だ。

 


練習する気にもなれない。

「上手くならなかったら」

自分の鼓動が聴こえるほどの闇に呑まれそうで

きっと誰かに「音痴」と言われたら飛び降りるんだろう。そこまでに追い詰められていた。

 


あの時誰かが言った一言は正しくもあり、幼い子どもに向けるには余りにも残酷な一閃だった

 

感情

 

その時の気分で態度が変わる人間が、嫌いだ

それは私も同じか…。

喜怒哀楽、どれも大切なものだがそれに支配されてはいけない。

そう何度も口酸っぱく言っているのに出来ないのは何故だ?私が弱いからなのか?

無色透明

今日は天気がいい。快晴だ。

髪がそろそろ肩につきそうだ。このまま伸ばしたい欲求があるが流石に限界だろう。

私は性同一障害なのかもしれないと思う事がある。男6割、女4割といったところか?

 


私には能力があると思っていた。他の人が持っていない何かを持っていると。将来大きな成功をすると思っていた。

実際は違う。思っている以上に能力がない。

将来?そんなもの分かるわけ無いだろう。

今日ですらフラフラと彷徨っているのに、明日の足取りなんて決まったもんじゃない。

何でもできるが、何でも私より上がいる。

なら、別に私が全力でやらなくともいいだろ。

とりあえず死ななければいい。

迷惑も最小限に抑えていれば良い。

好きなことだけしてよう。

なんでも出来るならそれが一番かもしれない。